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DSC00789.jpg
小曾木街道のすこし北、成木川にそって下ると成木一丁目に安楽寺がある。
成木山愛染院といい、江戸時代の建物が点在する広い寺境である。

鐘楼の西手に二体の地蔵像が立っている。
大きな立像でともに同じ石の台に並んでいる。

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その右側の地蔵の蓮の台座をみるとぐるっと蓮のうてなの周りに飾りであるかのごとく椀状穿痕が並んでいる。
石の台上に立つと蓮のうてなは子供でも手がとどく高さになる。
椀状穿痕が一方だけなのはもとは違う場所にあったものか、あるいは時代がちがうものか。
こんなことを一人でするわけはない。
大勢で一緒にあそんだものだろう。
もくもくと叩くわけはない。
どんな囃子であそんだものか。
子等が取り巻く様は思いうかべられるけれど、囃し立てる詞まではおよばない。

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2012.04.23(16:16)|穴ぼこだらけの神様たちコメント(0)TOP↑
青梅市の街道に小曾木街道がある。
青梅から埼玉県に通じているが概して山村の中である。
青梅市街地から北に外れると寒念橋がある。
なんとも佛々しい名前で、そこが黒澤地区であるのだが黒澤観世音と黒澤不動尊という小さなお堂が建っている。
地域の共同墓地で隣には龍雲寺という寺もある。
墓地の入り口に三界萬霊供養とかろうじて読める地蔵が立っている。
墓地の入り口には六地蔵が普通だが見当たらない。
お堂の中にはなかなかの不動尊と観音像があって念仏の集まりがあるらしく、人はいないもののいまさっきまでいたかのようなぬくい気配が感ぜられる。
このあたり人家はそれほど多くないのだが昔からの信仰の場であるのだろう。
観世音のお堂のまえにおじぞうさんが立っている。
そのお地蔵さんなんだけれど、頭が大きく凹んでいる。
「どたま、かちわって、脳味噌えぐりだしてやろか」なんて悪たれることがあるけれど、相手はお地蔵さまである。
どうしてこんな姿になったものか。

P1120082.jpg

P1120084.jpg

ならずものに石でたたかれたのか、痛んでいるのは頭だけでなく、顔も鼻がない。
肩のにも凹みが見て取れる。
これを見たとき、とっさに明治の廃仏毀釈を思った。
あの時代、その筋のお達しで石仏の頭は落とされた。
その難をぬがれたとしてもそんな時代を経験した子等は平気で頭を叩いただろう。
それを見て大人は何もいえなかったにちがいない。
そうでもなければこんな罰当たりなことはしまい。
日本人の心には長い歴史を通じて不幸あらば南無と声に出さずとも心に念ずる気持ちが備わっているものだ。

P1120097.jpg

小曾木街道に面したところにはもう一体の石仏が立っている。
この延命地蔵もよくみると首が折れたものをセメントでつないでいる。
それに蓮華座も欠けている。
こちらには椀状穿痕はみとめられないのはずっと倒されたまま放置されていたに違ない。
なんともむごいことである。


2012.04.14(14:06)|穴ぼこだらけの神様たちコメント(0)TOP↑
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